Q太郎の『いぎなり怒らった』

~しみわたる一杯の水~

アゴがポキポキ鳴る夜は…(1)

最近またあごが痛くなってきた

あくびをしたり、口を大きく開けたときに時おり痛む

あごの付け根あたり

耳から少し下らへんだ。

 

( ーーまたか。)

 

という感じで筆者はもうなれっこになっている

自己診断だが、おそらく世で言われている

 

顎関節症」(がくかんせつしょう)

 

というやつであろう

 

放っておくとだんだんひどくなってきて、あくびをするたびにアゴのつけ根が「ポキポキ」と小さく音をたてる

 

(・・・? なんだぁ?どこから音がしてるんだぁ?)

 

はじめはなんの音だかもわからないので、どこから音がするのかもわからない

不審な音に振りかえってみたりするが、むろん何かがあるわけでもない

 

そのうち音は自分の顔から発していることがわかる

 

ちょうど指の関節を鳴らしたとき、もしくは首のまわりが凝ったときに首を回したときに鳴るような音、とでも言ったらいいのか

 

今となっては対処法がわかっているのでなんてことはないが、当時としては正体不明、原因不明の痛みと異音が自分の体からするので不安でしかたがない

 

とはいえ当方なかなかの出不精、

医者に行くなんてことになるとコトのほか出足は重い

そんなわけですぐに医師にみてもらえばいいものを

 

(少し様子を見よう)

 

とほったらかす

 

あくる朝ごはんを食べようとする口が開かない

 

(あがあが・・・どうしよう)

(これじゃメシもまともに食えないぞ・・どうしよう・・・)

 

ご飯を入れるために口を開く。

 

それだけでもうアゴがいたい。

 

そこでさすがに病院に行くかと思いきや、当事者の不精(めんどくさがり)もかなりのものと見える

 

(できるだけ口をあかずに食べよう・・・)

 

そんなことをしてよくなるものなら病院も警察もいらぬと言いたくなるようなものだが、そんなことをしながらどこをどうしてそうなったかそのうち治った

 

そんなことをして、もうアゴの痛みなんかどこかに忘れてしまっていたあるとき

 

やはり急にまた同じトコロが痛み始める

 

(あが・・・やっぱりまたなってきた・・・)

 

そして

 

(まずいな、病院行かなきゃ)

 

ところがまた例の不精である

 

すぐ病院に行けばいいのに、グズグズが発揮される

 

そんなことをしていると、たまたま流していたテレビでこんなことを言い始めた

 

「・・・口を大きく開いたときにポキポキ音がする、あるいはあごのつけ根が痛む、そんな症状を訴える人が増えています」

 

(・・・は~っ?そりゃ、オレだ~)

 

「長年、原因不明とされてきたガクカンセツショウ(顎関節症)ですが近年その仕組みが解明されつつあります」

 

(は~っ?早く教えろ)

 

そこで医師と思われる女性が出てきてこう言う

 

「ガクカンセツショウ(顎関節症)の原因はハッキリしています」

「それは、歯の噛みしめによるものです」

 

(カミシメ?)

 

→つづく

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