Q太郎の『いぎなり怒らった』

~しみわたる一杯の水~

アゴがポキポキ鳴る夜は…(2)

アゴがポキポキ鳴る夜は…(1) - Qtaro_Kujoの『いぎなり怒らった』

前回からのつづき

 

 (カミシメ?)

 (歯を噛みしめることですか?)

 

女性医師はつづけた

 

「仕事をしていたり、特にストレスがかかった状態にあるときに知らず知らずのうちに奥歯を強く噛みしめていることがあります」

 

はっとして我が身を振りかえる

・・・奥歯を噛みしめている自分がいた

あわてて口を緩めた

 

「さらに噛みしめは寝ているときにも起こります。歯ぎしりです」

 

 (あ・・あがが)

 

昔から歯ぎしりをしていると、よく指摘を受けてきた自分。

 

すべてがピタリと当たっていた

 

「強いストレスが加わったとき、歯を食いしばってその負荷があごにかかります」

「しかし問題は強く歯を食いしばっているときだけではありません。上下の奥歯が軽く触れあっているときにも負荷がかかっています」

 

 

 (なんですと! 触れあっているだけでもだめなのですか・・・!?)

 

「はい、そうです 触れ合っているだけでも負担になっています 本来は上下の奥歯が浮いて軽くはなれている状態が普通なのです」

 

と、およそ以上のような内容だった

 

そんなわけで、まずこの奥歯の「噛みしめ」をなんとかする努力がはじまった

 

ところがこれを始めてみて(意識してみて)なんと気づかぬうちに自分が奥歯を噛みしめていたかということに気づかされた

 

 (いかんいかん、かみしめてるかみしめてるぞ・・・自分よ)

 

そうやってあわてて歯を浮かす

 

そうした次の瞬間にはもう気づくと歯をかみしめている

 

 (無意識とはなんとおそろしいものか…)

 

そうやって何度も矯正(きょうせい)していく

 

 (とても無くせそうにない…)

 

くじけそうになることもある

 

そうしてあるときふと気がつく

 

 (あれ・・・?ポキポキいわなくなった?)

 (口を開いてもイタくない…)

 

いつしか症状はよくなっていた

そして、その後も一生懸命つづける

「ついたらはなす、ついたらはなす」

気がつけば大きなあくびをしてもなにも思わなくなっていた

 

それまではあくび一つ安心してつけなかった

全開まで口を開くと強い痛みがあるので、遠慮ぎみに小さくあくびをするクセがついていたからだ

しかしそのクセもいつしかすっかり忘れていた

 

 

今でも時おりアゴに違和感を感じるときがある

そんなときは必ずチェックする

もちろん奥歯が触れあっていないか、噛みしめていないか、をだ

必ずと言っていいほど歯を嚙みしめている

そうでなければ歯が触れあっている

 

こういった痛みは、見方によってはストレスのバロメーターになっているとも言える

ストレスチェックの質問項目に

 

 ・気がつくと歯を食いしばっている

 

という項目がないのが不思議なぐらい、自分のばあいは密接に関わっていた

(職場で強いストレスを感じているとき、緊張状態にあるときには大体奥歯を噛みしめていた)

 

筆者は産業医でもなんでもないが、この経験は事実である

だからテレビで女医さんがおっしゃっていたことも、おそらく真実だと思う

 

ちなみに"歯ぎしり"については寝ている間のことなのでどうしようもないようにも思えるが、マウスピースとか色々と対策はあるようだ(筆者はやらずに済んでいる)

 

体のことについては専門家(=お医者さん)に聞くのが一番だと思いますが、もしそれまでにどうしても時間がかかるといったばあい、あるいはなんらかの事情で医療機関を受診することができないといったばあいは上のようなことを試してみてもいいのかもしれません(歯をはなす、というだけのことですので)