Q太郎の『いぎなり怒らった』

~しみわたる一杯の水~

一番風呂がなぜ肌や髪にわるいか(2)

< 前のページへ

 

じっちゃんが生きていたころはお風呂はまずじっちゃんが入ってから、と決まっていて(?)そのあとにみんなが順番に入るということになっていた

 

いまでは実家に帰ると必ず父がまずはじめに入り、あと順番にみんなが入る(今では彼が「じっちゃん」)

ちなみにわが家ではどうかというと、父ちゃん(つまり私)はいつも最後に入る

先に入ろうとするといつも奥さんが「えーっ!」と言うからだ

(理由は「なんかきたない」とのこと)

 

 

年長者がさきにお風呂に入りたがる理由はなんだろう

後から入るとお湯がぬるくなっていくし、また汚れていく

お湯を仲立ちにして感染症になることもある

また熱いお湯が子供は苦手ということもある

逆に高齢者は温度の変化に対してにぶくなっているので、熱いお湯に抵抗がないのかもしれない

 

こう考えてみると思いのほかさまざまな要素があげられる

しかしその一番風呂というのがよくないと聞かされたら、じっちゃんがたはさぞおどろいたであろう

 

ちなみにその話をしていたのは早坂信哉さんという温泉療法の専門医のかたで、つまりどうやってフロに入れば一番からだにいいか、ということのプロ

 

で、なぜ一番風呂がよくないかといえばお湯に溶け込んでいる塩素が肌にダメージを与えるという

 

日本では水道の蛇口をひねってジャーッと出てくる水には必ず塩素が含まれている

もちろん消毒することが目的で、「最低でもこのくらいの濃さで入れなくてはダメだよ」ということまでちゃんと法律でさだめられている

 

ちなみに塩素というのは簡単に言えばハイターのこと

つんとした臭いがあるから、塩素消毒しているとすぐにわかる

ほかにカビキラーとかプールの消毒なども同じ理屈でおこなわれているし、

食品関係で野菜のカットとか学校給食を作っている業者さんなどでもはば広く使われているようだ

ちなみにこのような食品をあつかうところでは、この消毒薬のことを「ジアエンソサン」とか略して「ジア」なんて呼んだりしている

(正確には次亜塩素酸と次亜塩素酸ナトリウムはべつの物です)

塩素を使って消毒している点はみな同じだ

 

ちなみに「ジア(次亜塩素酸ナトリウム)」は服につくとそこだけ変色する

漂白されているのだ

まな板やふきんも台所用の漂白剤(ひょうはくざい)につけておくと白くなるがこれと同じことだ

 

そしてこの「ジア」は水道の水を消毒するときにも使われている

日本水道協会がまとめた資料を見ると、

 

「水道水の消毒は、・・・〈中略〉・・・その塩素消毒剤として、現在は次亜塩素酸ナトリウムが主として使用されている 」

平成20年『水道用次亜塩素酸ナトリウムの 取扱い等の手引き(Q&A)』社団法人 日本水道協会編

 

とされている

つまり日本の水道ではこの「ジア」で消毒する方法が主流になっているわけだ

 

水道の消毒とハイター、使ってる薬品同じ…

 

 

( ^ω^)・・・そりゃあ肌荒れもしますわな

医者や科学者でなくてもそれぐらいはわかる

祭りの金魚が数日で死んでしまったとしても不思議はないというものです

 

そもそも塩素はかつて毒ガスとして戦争で使われた歴史もあります

 

(まったくそういうことは最初に教えてもらいたいのですが・・・)

 

しかし、では水道水は本当にそんなに危険なのもなのでしょうか?

そんなこともないようです

 

次のページ ~塩素はほんとうにからだにわるいのか~ >